青の悲壮

イチモンジはご存じでしょう。ここで、青イチモンジという、イチモンジの一種を。これは普通に見られる、蝶。翅形は完全にイチモンジ。これほど、意味のない蝶もない。美しいのは良いけれど、ハマベシジミの如く、遠慮だけが人の言える、世界。何故、保育社の辞典をUP-DATEしたのかも、考える。

 「青いケシの国」という、教授の言葉。印象に残る。「視覚工学」において、海中にいた痕跡が残る人類。視覚の情報処理の方法は、調べるべきでない。


 次は、近縁のオオイチモンジの特殊。


これはアオイチモンジの一種。ちょっと変わっている。裏面も、



日本のオオイチモンジ、この様に、燐光を放つ。



これは、オオイチモンジのBLUE?特有の燐光が強く放たれている。一種、不気味なもの。アグエリアスにしては、翅形はおかしい。あえて言えば、ムラサキタテハ、アグエリアスの地方型、ゴマダラにも見える。ゴマダラチョウは黒白の市松模様で、上空を飛ぶときに、ブルーに見える。 

オオムラサキの一種にしては、胴が太い。翅形はアグリアスタテハに見える。こういう蝶はもう言う言葉なし。進化もどういうものか、オオイチモンジの燐光の連続でもなく、かといって、進化中にしては、おかしい。羽の縁がギザギザで、良いようん見えるよ。何とかタテハの擬態型に見える。


 とうとう、青いオオイチモンジは見つけられず、リメニテスは、50年前に日光の裏、金精峠越の、日光白根の麓で、1匹、♂を逃がしている。

 アオイチモンジはいくらでもいるが、これは面白くない。

 雄大なリメニテスの翅形を保つには、人のメガロポリスはやっと動き出す、人工生命体に。知的過ぎるゆえに言われる、何故、「リメニテス」、限界的であるのかが、少しわかった蝶についての、本当の臨界種は、採るべきではない。更にフォトもまずい。そういう機会のあった人に、幸運を。

 見ようによっては、大きいアサマシジミにも見えて、「幸運の蝶」ではない。上高地で発生は続いていると思う、大正池の様子は、変わってしまい、リメニテスはどう思うのか。オオムラサキは国蝶、ゴマダラは普通種とは言えずに、このアオイチモンジに出会った。元慶応大工教授、藤岡知夫氏に言わせることは。アサマシジミの永遠にも全種を採る運命に、救いのあるべき、同じ日本の生物相の穏やかなることに、氏の経歴を。

 オオルリシジミの居所を教えてくれた、友情にも、あの皮肉屋のいうセリフがいい。地上は茶の時代が億に及ぶ歴史を。すべて覆される、「エボリューション」の事を、安易に言うべきではない。

 誰もがサバンナに立てる日々に、今、もう一度、考えるべきだろうと思う。コンラッド・ロレンツの言う本当に意味には及ぶべきでない。




shoji's Ownd-kumoma

Λコンデンサの、トーン

0コメント

  • 1000 / 1000